登山靴選びのポイント

今日は登山靴選びのポイントについて書いてみたいと思います。
tozan_kutsu

チェック箇所

1.足のサイズ
売り場に専用のサイズ計測器がある場合にはそれを使ってちゃんと測ってもらったほうが良いです。自分が思っていたより甲が広めだったとかわかるかも知れません。

2.靴下
大体売り場に備え付けの靴下がありますが、普段自分が使用している靴下を持参するとなおよいですね。

3.サイズの確認
靴に足を入れ、爪先が靴先に当たるくらいまで先に出した状態で踵の部分の隙間に指が1本入るくらいがちょうど良いと言われています。その後今度は爪先に余裕を持たせる様に踵の隙間をなくして靴紐をしめます。

4.歩いて確認
店内に石を模した物を埋め込んだ台や斜めに登り降りが出来る台などがありますのでその上や店内を軽く歩いてみましょう。
チェックすることとしては爪先に余裕があるか、甲、くるぶし、かかとなどでキツイ、擦れる、当たるところがないか、踵が浮いたり、幅が広すぎて足が靴の中で遊んでいないか?もしくは狭すぎないか?などですね。

5.履き比べる
各メーカーにより幅やサイズ感が違うものです。日本メーカーのもの、海外メーカーのもの、海外メーカーでも日本サイズの木型を使っていたり、靴のバランスによって重さの感じ方も違います。
ひとつ履いて決めてしまわないでできれば多くの物を物を履いてみて良さそうなものを選んでください。

靴ひもの結び方

登山の上りでは足首の可動範囲が広くなるので足首の部分は緩めにしたほうが良いです。
逆に下りでは爪先が靴先に当たり、痛めてしまうことが多いので下山開始前に踵に足を寄せて足首までシッカリ紐を結ぶようにします。

もちろん絶対ではありませんので、痛みなどを感じた場合には適宜調整が必要です。

靴紐がすぐ解けてしまう時には蝶々結びの最後折りたたんだ輪っかを一度でなく、くるくると2回回してしめるとほとんど緩むことがなくなります。

また、一番上のフックを下からではなく、上から下にかけると緩みにくくなります。

手入れ

登山から帰ってきたらなるべく早めに洗ってしまいましょう。
1.インソールを取りだし、洗うなり陰干しなどをしておきます。
2.ソールの中の泥、粘土を取り除きます。
3.外装のゴムの部分などはブラシで洗い、汚れがひどい場合は市販のクリーナーなどを使って洗浄します。それほどひどくない汚れは難く絞った雑巾などでも大丈夫です。
4.陽に強く当たらない場所で乾燥させます。
5.革が傷ついている場合はクリームなどを塗りこみます。
6.風通しの良い場所に保管しておきます。

※防水スプレーは山行の前日に使用したほうが良いです。

でわまた

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