登山とカメラ おまけ 

今日は昨日のおまけとしまして、ボクがなぜ昨日も書いたように登山にはコンデジが良いと思いつつ一眼レフを登山に持ち出すのか、そして機種選定の理由を書いてゆきたいと思います。

なぜ一眼レフにしたのか 変遷

まずはその画質ですね。やはりひと味もふた味もちがう。
最初はパナソニックのミラーレスマイクロフォサーズ機 DMC-G3でした。

初めての一眼レフ機で戸惑うことも多かったのですが、開放値、絞り、シャッター速度の勉強など、基礎の勉強にはもってこいでした。

マイクロフォーサーズ・・ミラーレスと言うと普通の一眼レフと違いファインダーを覗くと中が液晶、もしくは有機ELなどで応答速度が遅い、色目が云々と悪評もあるのですが、撮影した画像をファインダーの中に表示できるので外の明るい日差しの中で見えづらい液晶と格闘しなくて済むのです。
そしてその画像を拡大したりもできるので素早くかんたんにピントの具合や明るさ、ボケ具合などの確認が出来るのです。

しかし、初心者すぎるボクはその「悪評」と、他の人の持っている本物の(当時はそう思えた)一眼レフのかっこよさに惹かれてヤフオクで中古のミラーレスではないAPS-Cの一眼レフ機「PENTAX K200D」を購入してしまいました。

この機種は見た目はゴツくていかにも「本物感」があって、画質もきれいな発色(コントラストが強い)で良かったのですが、いかんせん重い!そして古い機種だったので液晶が暗い!そして機能も少ない・・・。しばらくすると不満がたまって行きました。

このころ、山で写真を撮っても撮っても満足出来る写真が撮れなかったんです。
何冊も本を買い、いろんな構図や絞りなどの勉強もしてみたもののイマイチうまく撮れない。いつしか「これはきっとカメラのせいだ」と、思うようになっていました。

どうしようか悩んで、すこしあきらめモードに入っていた時、ちょうど友人も一眼レフを買うというのでその話を聞いていたら「NikonのD7000いいよ」とそそのかされてK200DとDMC-G3を売ってNikon D7000を購入しました。

当時のNikonのDX(APS-C)のハイエンドモデル。これでまともな写真が撮れないなら悪いのは自分だと確定する意味もありました。

結果はもちろん

ボクが悪うございました。

写真の出来は変わりませんでした。
でも、偶然このカメラと一緒に買ったレンズが「なんちゃってマクロ」付きの18−250mmという高倍率レンズだったために撮影のバリエーションがかなり広がり、撮影が一気に楽しくなりました。
「花を大きく撮って後ろをぼかす」「広角で絞ってかっちりした画像」「望遠は霞んであまり美しくない」など、レンズを変えることなくいろんな経験が出来てとても勉強になりました。

ボクが登山に一眼レフを持ち出す理由

それは

撮影が楽しいからです。

ではまた。

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