登山計画書について

朝っぱらからちょっと凹んでしまいましたが、気を取り直して。
今日は登山計画書について書いてみたいと思います。
ハイキング程度の山ならもちろんいらないのですが、平日の人の少ない山やあまり知られていない道を歩こうと思った時には是非とも書いたほうが良いかとおもいます。

内容ですが

  • どこの山に
  • どの登山コースで(天候不順時の行動予定も)
  • どのような服装、装備、食事の有無
  • 住所、氏名、携帯番号、緊急連絡先
  • 山岳保険の有無
    最低限以上の事柄などを書けば良いでしょう。僕は更に自動車のナンバー、車種、色を書き、家においていくものとして・・。
  • 所轄警察署、電話番号

「もし遭難した時には夜、毎正時にフラッシュを焚く」
と、記載してあります。
登山計画書は、基本的に提出、持参、自宅と3通準備します。
そして、家族にはきちんとどの山か説明します。更に山の友達を教えておけば、初動も早くなり、家族の不安も軽減されますのでできればそこまでしたほうが望ましいです。

先日テレビを観ていて、登山の話をしていたので興味深く観ていたのですが、その中で山岳警備隊の隊長さんが「登山計画書を提出してあることで遭難の可能性が3割減る」というお話をされていました。

確かにまず、どこの山に登ったのかわからないと探しようがありませんし、登山口が沢山有る山もありますのでどこの登山口から、山脈だと頂上(ピーク)も幾つもありますのでどこのピークに向かって、帰りは違う道を通る事も多いのですが、登山を知らない人は登った道を戻るものと思い込んでいますので、どの道を通ってもどって来るのかも予め決めておかなければ行けませんし、もし、途中で雨が降ったり体調を崩した時はどうするのか?例えば小屋があるので宿泊する可能性があるならばそこの名前、わかるならば電話番号も記載したほうが良いです。

去年の遭難者は初の4000人を超えたとの報道がありました。
最近は簡単に救助を求める人が多いとも聞きますが、本当に自分が危ないと思ったときにはしょうがないかも知れません。ですが、そんな時にでもなるべく迷惑が最小になるように最大限の配慮と準備をして登山に望んで欲しいと思います。

工場などではKY活動、コレは危険予知活動と言って危険なことを予め予想して対策をしておくという活動なのですが、登山の計画段階、計画書を書いている時点でももしも遭難した時のことを想定して、家族はまず何を考えるだろう?誰に連絡すればわかるか?そして動き出した警察はどこの山か?駐車場にクルマはあるのか?
がすぐに確認できれば、確かに登山しに行って行方がわからなくなったと確認して直ぐに行動を開始してもらえます。

怪我をしたりした時に、早く助けに来て欲しいですよね?

ならば登山計画書をシッカリ書きましょう!!

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