テント泊と山小屋泊の比較です

テント泊と山小屋泊

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行動範囲の広がる泊山行。泊まると言っても山小屋泊かテント泊かでだいぶ違います。
山小屋泊からのテント泊へのステップアップ。荷物の重さや設営など不安がたくさんあり敷居が高いとはおもいます。そこでテント泊と山小屋泊(営業小屋)の比較をしてみました。

1.宿泊費
小屋泊は1泊2食付きで8000円から10000円程度。数日に渡ると結構な出費となります。

テント泊は大体使用料を管理している小屋で払うのですが、大体500円程度でしょうか。もちろん用具代が掛かるので最初のうちはそれをペイする感覚がありますね。

2.水
小屋泊だと水が豊富な山だと大体飲水は自由となっているようです。お茶なども無料なところもあります。

テント泊は大体営業小屋内で購入することが出来ますが、水場が近くにあるならばそこに汲みに行くことになります。

3.食事
小屋泊は登山客の多いところは豪華な食事を提供してくれているとところもあります。毎食カレーと決まっているところもありますが。概ね満足できると思います。

テント泊はもちろん自分でつくることになりますので食材の準備、調理があります。割りきって小屋で食事することもできます。

4.自由さ
小屋泊は食事の時間や消灯の時間が決められています。混雑具合でも大分ちぎがいます。当然他の宿泊客に迷惑をかけないような行動が重要です。プライバシーも多少犠牲になりますし、着替えなどで苦労することもあるようです。盗難にも気をつけましょう。

テント泊は基本的には時間は自由ですが、周りに他のテントがあるときにはあまり夜中にゴソゴソとするべきではありませんね。着替えなどは全く気にせずできますね。

5.睡眠
小屋泊は閑散期にはできるだけ別々の部屋に別れさせてもらえますが、繁忙している時には一つの布団に二人とか、廊下で寝たとかいう話も聞いたことがあります。(基本的に山小屋は宿泊を拒否することができないので)

テント泊はテントの設置場所と寝袋、マット次第というものもありますが、小屋ほど快適というわけには行かないでしょう。

6.装備
小屋泊は日帰りの時の装備で基本的に問題ないです。下着の着替えとか歯ブラシくらいでしょうか。

テント泊はテント、マット、寝袋、ストーブ、食事の準備、食事用の水など日帰りよりかなりの重量増になります。

以上、小屋泊は手間がかからない点が良いのですが、やはり不自由さがありますね。何日にも渡る縦走だとお金がかかる反面、装備の軽さで疲労感は少ないです。

ボクが唐松岳から五竜岳へのテント泊縦走をした時は夜中、満点の星空で何度も起きだしては写真を撮影したりお湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、自由を満喫しましたが、翌日は重い装備でのザレ場、鎖場の移動は緊張を強いられました。

という風に小屋泊、テント泊それぞれ一長一短がありますが、ボクはテント泊の自由さ、達成感に重きをおきます。

でわまた。

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