新潟の山 浅草岳

新潟・福島にまたがる名峰

今日は僕の大好きな山、浅草岳について書きたいと思います。

「新潟の山」ときっぱり書きましたが、浅草岳は新潟と福島の両県にまたがる山で、登山口も新潟から、福島からと何種類かあります。登山口的には5種類でしょうか。

ネズモチ平コースが一番簡単に山頂に立つことができるのですが、個人的にはやはり六十里登山口から登って鬼が面の険しい道を歩いていただきたいところです。

その険しい鬼が面の眺めを堪能するには、田子倉コースですね。こちらのコースはしばらくはなだらかなのですが、途中から急に山の角度が厳しくなり、登っているとある程度「疲れたな−」と言うところから眼前にそびえ立つような坂になり結構精神的にダメージが大きいです(笑)

このコースを下りに使うとまたその旧な坂を降りることになりコレもまた疲れます。

その他、ムジナ沢登山口は僕は登ったことがないのですが、先日のNHKーBS「にっぽん百名山」で紹介された時はこの登山口を利用していましたね。

秋の紅葉に時期には入叶津登山口が壮大なブナの森があるようで良くおすすめされています。

花の百名山

この浅草岳、「花の百名山」で「ひめさゆり」で紹介されていたようで、梅雨直前の時期にはこのヒメサユリを求めて沢山の登山者が訪れています。ヒメサユリはタイミング合えば登山道脇に大群生が見られます。

この浅草岳はそのヒメサユリの他にも沢山の花々が咲き乱れる花の山です。

僕はもちろんヒメサユリも好きなのですが、この浅草岳の湿原付近で見つけた「トキソウ」が可憐で美しかったですね。足元をよく注意していないと見つけられないですよ。その他にもここでナガバノモウセンゴケの花を見つけた時も嬉しかったですね。

山頂付近を過ぎて入叶津方面に少し歩くと天狗の庭と呼ぼれる草原が広がっていてここもすごく綺麗で心が洗われます。秋、風に揺れる草紅葉は柴犬の背中のようです。

山頂の雄大さ、山頂からのどこまでも山が続いて見える景色、田子倉湖や越後三山が見えて鬼が面の険しい山容、そして真夏でも残っている残雪。秋は早く、ふもとの葉は緑でまだ早いかななんて思って登ってみるともう上のほうは紅葉していて一足早く紅葉を楽しめる。

本当に、何度登っても期待を裏切らない懐の深い山です。

登山時の注意点は田子倉コースはロングになり、水場がないため水分の管理が必要です。僕は一度真夏に登った時に水を切らせてしまって軽い熱中症の症状が出てしまいました。

真夏の新潟は暑いですのでお気をつけを

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