妻が登山を始めるとのことで、道具をぽちぽち買い揃えているのですが、実際何が必要なのか、これから少し本格的な登山を始めてみたいと言う方の参考になればいいかなと思い、改めて書いてみたいと思います。
まず、ボクの日帰り装備を書きだしてみます。
- 登山靴(革、防水)、晴れが確定している日の低山はトレッキングシューズ
- ソックス(ウール)
- ゲイター(足元が汚れそうなとき)
- トレッキングパンツ
- 速乾性のシャツ
- 帽子
- アームカバー
- 時計
- ザック・ザックカバー
- ストック
- 携帯電話(地図、GPS兼用)
- カメラ
- 紙の地図、方位磁石この辺りが着用する装備ですかね。後はザックの中には
- ヘッドライト 2個
- 予備バッテリー
- 着替え一式(Tシャツ靴下、下着)
- 救急道具
- 予備、補修道具(靴紐、ダクトテープ、インシュロックタイ等)
- ツェルト(簡易テント)
- 十徳ナイフ
- 笛
- クマ鈴
- ビニール袋
- 新聞紙数枚
- 雨具(上下)
- その他食料、水、ガス、ストーブなど
こんな感じで入っています。
さて、コレを全部揃えないとダメなんて言うわけにもいかないのでこの中から最低限必要な物を挙げていきます。
- ザック・ザックカバー
- 登山靴
- 雨具
- ヘッドライト
- ソックス
- 帽子
とりあえず、ヘッドライトについては先日書きましたのでhttp://pop-people.com/tozan/headlamp今日は上で挙げたもののなかのザック、登山靴、雨具について書いてみようと思います。
ザックは自分のカラダにあった背負いやすいものがいいですね。最初はわからないので経験者やショップの店員さんに聞くのが良いですが、なかなか最初は慣れないので、背負っていて痛みがでたりすると「ザックがカラダに合っていないんだな」なんて思いがちですが、大抵は背負い方、調整の仕方、パッキングの重さのバランスが悪いとかその辺のことが多いようです。
初心者なのに大きなザックは抵抗があるかもしれませんが、秋や初春のことを考えると、かさばる防寒具が余計に入るくらいの大きさのものが良いと思います。(あまり大きすぎるとパッキングのバランスが崩れますが)
登山靴はいろいろな種類があるのですが、最初は軽いものが良いと思います。できれば革とナイロンの靴でゴアテックスなどを使用した防水、通気性の良い物が良いでしょう。これもなかなか最初から満足する靴に出会うのは難しいです。なにせ普段と違って坂道や砂利道を長時間歩くものですから、靴の中の足も安定せず、安定させようと強く靴紐を閉めると足首の動きが悪くなったり、擦れて痛くなったりします。ある程度の妥協をしつつ、靴紐をゆるめたり、中敷きを変えてみたりしながら経験を積むうちにどんな靴があっているのかわかるようになります。
雨具は今時は使わないのでやはり新たに買うことになります。実際のところ雨の日にわざわざ山に行くことはすくないので使用する機会は初心者の頃はそう多くないのですが、ふもとは晴れていても山頂は雨が降ったりすることも良くあります。今後のことを考えると防水、透湿のできればゴアテックスの雨具を購入したほうが良いかと思います。
ビニールの雨合羽ですと中の汗が抜けないので雨具の中がびちょびちょになったりして何のために着ているのかわからなくなります(笑)ゴアテックスの雨具ですとある程度汗は外に放出してかつ防水性能も高いのです。
あまり着る機会がないと書きましたが、防風性能も高く高機能なものですので逆にボクは積極的に使ったほうが良いと思います。
本格的な道具を持つと安心感も生まれ、山に行くのも楽しくなりますね。
後、必要そうなものは今使っているものを工夫したりして、今後山を歩きながら、自分の山歩きのレベル、スタイルに合わせてどんなものが必要なのか買い足して行けばよいかと思います。
今日はこのへんで