夏の登山で気を付けたいこと
夏の登山はキツイですよね。標高の高いアルプスならまだ良いのですが、新潟あたりの低山だとキツイキツイ。何より心配なのが熱中症です。
僕が気をつけているのが水の摂取方法です。暑いからガブガブとまとめて飲んでしまうとそのすべてをしっかり吸収させることが出来ないのではないかと思っています。水を沢山持参したり途中の水場でしっかり計画的に水の補給が出来るのなら問題がないのですが、すべてを持っていく水で賄わなければならない時には計画的に水を飲まないと後で大変な事になります。
その他には前にも書きましたが、水分の他に塩分、ミネラル分も補給しないと長時間の山行だと塩分濃度が下がってしまうで塩飴やタブレットにより塩分補給。あと血液がドロドロ血になってしまう恐れがありますので水分の補給は大事です。
しょっぱい食事は塩分により水分が吸収されやすくなるので良いのですが、辛い食事を山行の食事に採用すると辛さのために余計な水分を摂ることになるのでその辺は注意が必要です。良く「塩分とり過ぎに注意!」と書いている方もいますが、山行中はとりあえず気にしなくても良いと思います。慢性的に摂取はダメでしょうが、一日位とり過ぎても。。ねえ。
タオルについて。
僕は基本的にタオルはハンドタオルを使用しています。その理由はなぜかというと、普通のスポーツタオルでは大きすぎるということです。僕は小さいタオルをポケットに入れて使っています。ですので汗をかいて拭き、びちょびちょになったらそのタオルはザックにしまってしまいます。そしてまた違うタオルに交換します。大きいスポーツタオルだとだんだんと重くなってきて邪魔くさくなるんですよね。
今のスタイルになる前は色々試していて、「ソークアップタオル」というものも使用したことがあります。コレは水泳選手がバスタオルのように使っているもので、吸収のいいタオル・・要は自動車の水分拭き上げ用のタオルですね。
モンベルにもあるのでもしかすると一般的に使っている方もいるのかもしれませんが僕はイマイチでしたね。どうも肌触りが悪くて。あのいつも軽く濡れている感じが好きになれませんでした。絞るとある程度吸収力は回復するので良いと思ったんですが。
その他にはマイクロファイバー系のタオルも使ってみましたが、コレもやはり肌触りが嫌いでだめでした。しかし鉢巻にするにはちょうどよいので鉢巻用に使っています。
僕の夏のベストアイテム
そうそう、僕の夏のベストアイテムは・・・。扇子ですね。コレはいいです。うちわと違って畳めばコンパクトですし、虫よけにもなりますし。今は100円ショップで売っていますので壊れても懐に優しい。防水を謳ってビニールっぽいものもありますが、いかんせんかさばる作りになっているんのでそこはオーソドックスな紙か薄手の化学繊維製がおすすめです。
すれ違ったおばさんに「優雅ですねえ」なんて言われましたけど。
ぜひ山行の参考になさってみてくださいね。