三条市の山 袴腰山

今日は三条市(旧下田村)の低山、袴腰山とその周辺ついて書きたいと思います。

袴腰山は526m。新潟景勝百選にも選ばれている八木ケ鼻(やぎはな)の麓から登ることのできる山です。又は「ヒメサユリの小径」から高城城址を経て山頂に至ることが出来ます。

八木鼻登山口から一旦八木鼻の突端で旧下田村の田園風景を眺め、袴腰山に登り、高城城址を経てヒメサユリの小径に降り、八木鼻登山口まで歩くというコース取りも出来ます。

八木鼻の真上に登ることが出来るので是非とも八木鼻登山口から登ってみてもらいたいと思います。登山口には駐車場もあり、トイレも完備されていますので安心です。

八木鼻の頂上まではなかなかの急登なのですが、それほど長い距離ではなく、登れば粟ヶ岳、守門岳もよく見えて疲れがリセットされます。

秋に登った時は眼下には稲刈りの終わった田んぼ、そしてずっと連なる川内山塊の紅葉の山々に感動した記憶があります。

八木鼻から袴腰山までは短いながらも変化に富んだ登山道。馬の背があり、最後ロープが下げられている急登を登り切り山頂へ。

眼前に端正な山容の粟ヶ岳がドーンと迫ります。春先に登れば守門岳と共にまだ雪がタップリの迫力のある姿を見る事が出来ます。

春先ヒメサユリの咲く頃、下りをヒメサユリの小径方向に取れば高城城址から先、植生されたものとは言え、沢山の手入れの行き届いたヒメサユリを見る事が出来ます。

普通の山百合も綺麗ですが、ヒメサユリを見たあとではケバケバしく思えてしまう程品のある儚げな百合です。

下山した先では、時期になると「ヒメサユリ祭り」と称して地域の特産物、山菜、笹団子、ヒメサユリの苗なども売っています。山菜など安く買えるのでオススメです。

また、すぐそばに道の駅もあり、そこにも沢山の地域の特産物が置いてあり、いつも盛況ですので覗いてみて下さい。

日帰り温泉は「いい湯らてい」と言う施設がありますので登山、観光の折には是非お立ち寄りください。施設脇の澄んだ川はとても冷たく、夏の子供達はきっと大喜びでしょう。

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