山でのマナーについて

a0150_000094

今日は「山でのマナー」について書いてみたいと思います。

あいさつ

登山道で登山者とすれ違う時には「こんにちは」とあいさつをします。これはあいさつをする事により、その登山者の事を記憶にとどめ、遭難などした時の足取りに有効…という話を聞いた事がありますが、人の多い山だと覚えきれませんね。(笑)
すれ違いにくい道の時は基本的には下りの人が道を譲る事になっていますが、自分の方が足場がしっかりしていたらどちらの状態でも譲ります。そして出来れば譲る方は山側に寄るようにしましょう。谷側で待っていると捕まる所もなく、すれ違う人が足を滑らしたりしたら自分が谷に落ちるからだそうです。

ごみ

次はゴミは持ち帰ると言う事です。
その山になかったものはそこに残して行かないことです。
飴の袋などはもってのほか、果物の皮やご飯でさえも置いてきてはいけません。自然とは絶妙なバランスで保たれているものですから。

自然に負荷をかけない

ストックは基本的に雪のない時にはちゃんとゴムのキャップをしましょう。樹木の根を傷めてしまいます。アイゼンも必要のない時には出来るだけ外す様にしましょう。
そして登山道を迂闊に外れないことも重要です。山は大きいですが、出来るだけ登山道と言う不自然な道は広げない様にしましょう。
花を撮りたいが為に足元の草花を踏むなどという事のない様に。「あなたの写真は花を踏みつけてまで撮らなければいけない程大切なものなのですか?」

嗜好品もほどほどに

お酒は程々に。ボクはお酒を飲めないのでよくわからないのですが、山頂でお酒を飲んでいる方はいらっしゃいますね。
あまり飲みすぎると転倒したりする恐れが大きくなりますので注意が必要です。
また、お酒が残ったまま運転なんてことにならないよう量はほどほどで。

後はタバコも。山頂で一服。ボクも昔喫煙していたのでわかるのですが、キリの良い所での一服はおいしですよね。でも、ボクもやめてみて初めて気づいたのですが、タバコの臭いって吸わない人には迷惑以外の何者でもないのです。
最近はさすがに携帯灰皿をもっていない人はいないようですが、食事をされている方、煙で息の詰まる方もいるので、できるだけ風下で吸うように心がけて欲しいところです。

トイレは意見の別れるところですが、できれば携帯トイレを持参するべきと思います。仕方ないとはいえ、登山道を歩いていて臭がしてきたり、少し影になるようなところにトイレットペーパーがあると凹んでします。

お互いに気持よく、かつなるべく自然に負荷を掛けないように、そして不注意でケガをしないよう注意しましょう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする