新潟の山 守門岳

東洋一の大雪庇!守門岳

今回は僕の大好きな新潟の山、守門岳について書いていきたいと思います。
標高は1500m程度とやはり高くはないのですが、山容も美しくたおやかな山です。

この山ならではの特徴!それは東洋一の大雪庇です。日本一なんて通り越して
東洋一です!

雪深い魚沼の最深部の山だけあってそれは見事な雪庇です。毎年でも見に行きたいところなのですが今年は残念ながらかなわずでした。
夜中冷え込んだ時の次の日の朝にも登ったことがあるのですが、その時は枯れ落ちたブナの木が霧氷状態になっていて、しかもその日はきれいな青空!青空に霧氷。すごく美しかったです。

雪山に入るのは危険な感じもありますが、春3月頃からの安定した晴れの日を狙えばそれほど難しいことはありません。
特にこの守門岳はそれほど急なところや細尾根を登るコースではありませんので。

スキーの跡に注意!

僕が登った時に失敗したのはスキーの跡ですね。バックカントリースキーの方が沢山登っているのですが、道がわからない時に普段の様に
踏み跡を追えばいいと思ってスキーの跡を追ってしまったらスキーは好きなところを滑るので(急なところを好んでとか)結構苦労しました。
その時にスキーの方の歩きを見ていたらなんだかすごく楽そう!その時は僕はスキーはさっぱり滑れなかったので憧れだけでしたが、数年前から
友人に誘われて(そそのかされて)ゲレンデからスキーを初めて今年ついに我慢できずに山スキーのセットをオークションで購入してしまいました!
全然下手なのでどうなることかわかりませんが、来春はスキーで雪庇+アルファに挑戦したいと思っています。

雪庇とともに落ちた登山者も・・。

ある時登山口の駐車場についたら凍った軽自動車が一台。
あまりテント泊をする時期ではないのでなんだろなと思っていたら窓ガラスに「こちらは小出警察です。雪庇とともに崩落した登山者がいたとのことですが、持ち主確認のため連絡ください。」の張り紙が・・・。
「ああ、このクルマの持ち主が落ちたんだなあ」と悟りました。

そして、気を取り直して登山し山頂付近でおそらく捜索のヘリがグルグルと回っていたのですが、僕が山頂について更に先に進もうとすると、僕のちょうど真正面
上空で操縦席が少し下に向くようにホバリング。最初なんだろうと思いましたがきっと「これ以上前に進むな!」と言う意味なのだろうと思いわかったと言うように軽く右手を上げ(ヘリに手を降ってはダメです。遭難者、求護者と思われる恐れがあるからです)山頂に背を向けて歩き出したらヘリは去って行きました。
その時僕は先端からまだ余裕があると思っていたのですが、結構危なかったのかも知れません。

晴れていてそれですから、ガスっている時にはもっと注意が必要です。先が高くなった形状なのでわかりにくく、そして先端から崩落していくということを忘れないでほしいと思います。

今日は暑かったので新潟の山 守門岳。東洋一の大雪庇について書いて見ました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする